マリウス・プティパは、ロシアバレエの一時代を象徴する存在です。
音楽と振付の調和、フランスの魅力と気品、ロシアのエスプリを融合させ、60以上のバレエ作品を振り付けました。
今日、クラシックバレエと呼ばれる舞踊の舞台形式と様式を創り出し、その後のバレエの発展の道筋を決定づけた「クラシック・バレエの父」と呼ばれている人物です。
本大会のテーマは、現代における「クラシックバレエ」の礎を築いたマリウス・プティパの伝統を守り、クラシックバレエを発展させ、未来へ繋げることです。
伝統を守ることにより、歴史の中での私たちバレエダンサーのアイデンティティを理解し、正しい方向に発展していくことが出来ると考えています。